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特別教室11 石塚沙矢香 「アートと場所の関係性」

[講師]
現代美術作家 石塚沙矢香

[講義内容]

2月23日(土)暮らしの教室特別教室「アートと場所の関係性」が開催されました。

寒い中、ご参加いただきました皆様ありがとうございました。

 

回の授業内容は、現代美術作家の石塚沙矢香さんが「瀬戸内国際芸術祭2013」の参加アーティストに選ばれたこともあり、今回彼女の作品の魅力と芸術祭の制作現場の事や楽しみ方などを熊澤酒造社長、熊澤茂吉との対談やスライドを交えての講演となりました。

 

まず、前半は、過去の作品を紹介しながら、その場所々で受けたインスピレーション(場所が持っている記憶)をインスタレーションしていく上での作品への想いや、制作過程を語っていただきました。

 

こちらの作品は、昨年12月に開催された、もみのきのみ展「ヴィブラフォン藤田さんLIVE」のために制作された映像作品です。ビブラフォンの音色とokebaの空気と石塚さんの作品が一つになり、とても神秘的な空間になりました。

今回は、映像のみを再現してもらいました。

 

 

後半は、熊澤酒造社長の熊澤茂吉とのトークセッションで、「アートと場所の関係性」について対談していただきました。

そこでは、過去から現在の作品についてだけでなく、石塚さやかさんの内面や作品作りの考え方、また彼女に影響を及ぼし今に至る原点を探る対談となりました。

空間を作るということに対して、熊澤さんは(okeba設立など)、ゼロベースからキーとなるオブジェをディスプレイし、制約がある中でそこから空間作りをしてきた。(とっておきのオブジェを置く→空間を呼び起こす→輝きを引き出す)

一方、石塚さんの特徴である、空間を作るための『吊る』という行為になぜ至ったか疑問だったようだ。

それは、空間に絵描くようなものと石塚さんは言う。

ここに赤い線を引きたい。それを実現するために吊るすという手段を使う。

頭の中にその空間の記憶や歴史、その場所が持っているメッセージを目に見えるカタチにしたい。そんな思いから石塚さんの作品作りが始まる。

対談の中で、『空間を可視化する』というキーワードが何度も出て来た。

彼女の作品は、決してプリントや映像を見ただけでは感じきれないだろう。

その現場の空気の中にいる事で感じられるのだ。

瀬戸内国際芸術祭2013」は、3月20日から開幕します。

現在、石塚さんは、瀬戸内の男木島でその場所にしかない記憶やメッセージを表現しています。そこに込められた石塚さんのメッセージと瀬戸内海の美しい島々を是非その場所で感じて下さい!

瀬戸内国際芸術祭2013はこちら

只今、作品制作の為の寄付金を募っています。

どうぞ、ご協力お願い致します!※熊澤酒造もサポートしています!

寄付金や今回のプロジェクト内容、過去の作品など、詳しくは石塚沙矢香HPをご確認下さい。

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