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特別教室44 並河進 「お金を超える価値のつくり方」

[講師]
並河進 (電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表)

[講義内容]

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参加方法*
「本や食べ物など、何か、おみやげをひとつ持ってくる。」

もちもの*
紙とペンとお土産

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今までの特別教室では、試みたことのない、参加費が「お土産」。

並河さんになのか、参加者向けなのか、迷いながらもどちらも正解という不思議な会。

「お金を超える価値のつくり方」とは。また今の資本主義に足りないものとは。

そんなスケールの大きな問いに、並河さんは自分のソーシャルプロジェクト事例を交えて説明していく。

会場からは、うなずきや、なるほど-と言った感嘆の声も聞こえてくる。

その声を聞いていると、その答えやヒントを持ち帰って頂けたことと思う。

あっという間に1時間が過ぎ、15分の休憩。

参加者が持って来てくれた柚茶や手づくりジンジャーエール、甘酒が振る舞われた。

休憩後は10分程度の簡単なワークショップをしてからの質疑応答。

飾らない並河さんの、懐の深い真相をつく答えに再び、「なるほど〜」の声。

あっという間の2時間。

私も頷きっぱなしだった。

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お金を超える価値のつくり方。

壮大なテーマであり、身近なテーマ。

お金を超える価値、その方法はたくさんあり、それは家族のような世界が小さく深ければ多く、

世界が広ければ少なくなっていく。

家族であれば、食事と笑顔が知らず知らずのうちに交換されていたりするわけだ。

そしてグローバル化は、いつの間にか価値より先に「お金」が先行している世界にしてしまっているということ。

そんな世界に疑問を持つということ。

本当にその金額なのか。なぜその金額なのか。

これからの資本主義に、必要なものはなんだろうか。

きっとそれは、既に家族や地域にあるものなのだろう。

車で通っていた道を少し歩いてみると、気がつかなかったお店や街路樹や花壇の花に気づくように、

僕らの暮らしの解像度を上げる工夫が必要なのだと思う。

それは、じつはすぐに出来るのではないだろうか。ともすれば、見えない鎖でしばられているように永遠に出来ない人もいるかもしれない。

情報過多や時間に追われる暮らし、一つ一つをしっかり吟味する。

「なぜだろう」

そう自分に問うことが大事なのだと思った。

RIVENDEL熊澤

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並河進
1973年生まれ。電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表。
コピーライター、クリエーティブディレクター。
ユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクト、祈りのツリープロジェクトなど、
ソーシャル・プロジェクトを数多く手掛ける。
DENTSU GAL LABO代表。
ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン・クリエーティブディレクター。
東京工芸大学非常勤講師。
受賞歴に、ACCシルバー、TCC新人賞、読売広告大賞など。
著書に『下駄箱のラブレター』(ポプラ社)、
『しろくまくんどうして?』(朝日新聞出版)、
『ハッピーバースデイ 3.11』(飛鳥新社)、
『Communication Shift 「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ』(羽鳥書店)他