特別教室67 古橋敬一「人にたいせつなこと まちにたいせつなこと」  

講師 古橋敬一(港まちづくり協議会事務局次長)

会場 RIVENDEL

日程 12月2日土曜日 10:00-12:00

受講料 1500円

今回の特別教室の講師は、名古屋の港まちづくり協議会で働く古橋敬一さんです。

古橋さんは、学生時代からまちづくり活動に従事する傍らで、数々のボランティア・NPO活動への関わりを広げてきました。

現在は、名古屋の港まちをフィールドに、防災や子育てだけでなく、アートや音楽といった様々な要素を取り入れた幅広い活動を展開されています。 人と出会い、場をつくりながら、その土地らしい人々の暮らしや地域のあり方を問い続ける古橋さん。今回は、そうした古橋さんの生き方と働き方の原点となった学生時代のご経験を中心にお話を伺います。

古橋さんの原点とは、不登校・引きこもり経験者を含む若者全般を対象としたワークキャンプを主宰するNPO法人good!との出会いです。

自分の人生は、本当にこれでいいのだろうか?

豊かな感受性がある故に、世の中の矛盾につまずき悩む数多くの若者たち。

その支援に関わりながら、「励まされたのは、私の方だった」と古橋さんは、述懐します。

自分に自信を持てない若者たちは、どうやって輝きを取り戻していけばいいのでしょうか。

今回はいわゆる「地域活性化」ではなく、人の暮らしや生活文化といった事柄から「まちづくり」という言葉を捉え直してみたいと思います。個が個でありながら、違いが幸せや充実を享受できる社会の実現のために、私たちには何ができるのでしょうか。 人とまち、そのちょうど真ん中に立ち古橋さんは何を見つめているのでしょう。

難しい話ではなく、”たいせつなこと”を確かめる時間になればと思っています。

 

古橋敬一(ふるはしけいいち)

1976年、愛知県生まれ。港まちづくり協議会事務局次長。名古屋学院大学、愛知淑徳大学、名古屋芸術大学等にて非常勤講師。博士(経営学)。 学部時代にアラスカへ留学。アラスカ原住民族の文化再生運動に触れ大きな影響を受ける。帰国後、大学院へ進学すると共に、商店街の活性化まちづくり、愛知万博におけるNGO/NPO出展プロジェクト、国内および東南アジアをフィールドにするワークキャンプのコーディネーター等の多岐にわたる活動に従事。多忙かつ充実した青春時代を過ごす。人と社会とその関係に関心がある。2008年より港まちづくり協議会事務局次長として、名古屋市港区西築地エリアのまちづくり活動を推進している。

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