特別教室39 吉川和夫「暮らしに溶け込む藍」

講師 LITMUS 吉川和夫

会場 熊澤酒造

日程 6/21 11:00-受付
    11:30-開始

本日は、6/21(日)に行われました暮らしの教室、「暮らしに溶け込む藍」についてのレポートです。

藤沢に拠点を構える藍師 LITMUSを立ち上げたお一人である、吉川和夫氏によるトークイベントの模様をお伝えします。


古くから日本に伝わる藍の色を伝えるべく、2000年にLITMUSをスタートさせた吉川さん。
まずはLITMUSを立ち上げた経緯や作品作りについてのお話、藤沢の工房での作品作りの様子などをスライドでご紹介していただきました。


LITMUSさんが行っている藍染めの特徴でもある、天然素材で自然の発酵を促す伝統的な染色技法、灰汁発酵建て(あくはっこうだて)の藍液を作る方法から始まり、現在多く使われている化学染料との染色との違い、日本に藍が伝えられてからの歴史なども織り交ぜながら、お話は進んでいきました。

現在では、自ら藍の葉を育てるべく、畑を始めるに至った経緯をお話しくださいました。そして実際に育てている藍の葉をお持ちいただき、実際に触ってみたり、香りを嗅いでみたりすることも出来ました。
トークショーの最後には、LITMUSの畑から採れた藍の葉の種を参加者全員にお配りいただきました。


↑のつぶつぶが藍の種です。これが上の写真のようになるそうです。
その後は参加者皆様からのLITMUSさんへの質疑応答が始まり、小さいお子さんからのほのぼの質問から日本の藍染めの今後の海外進出への展望、藍染め職人希望の若者からの質問など、みなさんとの交流で盛り上がっていました。
 
 
トークショー終了後もそのままの流れで、今度はシルクスクリーンのプリントイベントが行われました。
 
昨年も大人気だったシルクスクリーンTシャツ。無地の柄の藍染Tシャツにお好きな柄をその場でシルクスクリーンプリントし、自分だけの1枚が作れます。父の日が近かったこともあって、この日も参加者が途切れることがありませんでした。
 
プリントの濃さもさまざま変えられて、みなさん大満足のご様子でした。
 
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