特別教室92「福岡移住計画とエトセトラ」レポート

講師 須賀大介(福岡移住計画)

会場 旧三福

日程 2020/01/26(日)16:00-18:00(受付15:45−)

当初9月開催予定でしたが台風によって延期となり、満を持しての開催となりました。
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自らも福岡県から移住し、これから福岡に移住する人をサポートすべく、福岡移住計画を主宰している須賀さんのトーク。
小田原に移住してきた方々、小田原含め各地で移住者を増やそうと取り組んでいる方々などが須賀さんのお話を聞きに集まりました。

福岡移住計画のサイト。地元ライターなどによる様々な記事が掲載されている

自分が福岡に移住した際、知り合いが少なかったり、困った部分があったことから、いい仲間づくりをしていきたいと福岡移住計画を立ち上げたそう。
移住を決める際には、
・居(居場所)
・職
・住
この3つが必要となるため、それらを中心とした情報発信をしたり、イベントを開催したり、コワーキングスペースなどの仕事場を充実させたり、様々な取り組みをされています。

須賀さんの運営するコワーキングスペースsalt。目の前に広がる海。カッコいい!

でもそれらも行政など誰かに頼まれたわけではなく、自分ごととして。居心地のいいコミュニティを広げていこうとする姿勢が多くの人の共感を生むのかもしれません。

これからの世の中がどうなるかわからない中、ご自身は活躍の場を福岡に留めることなく、各地にいい関係性の仲間を増やしながらフットワークよく事業に取り組んでいらっしゃるところも感銘を受けました(当日も福岡からではなく函館から来られ、その後沖縄まで行ってから福岡に戻られるそう!)。

[暮らしの教室から 3つの質問]
■須賀さんのターニングポイント
東日本大震災。震災後はお子さんとヘルメットを被り、靴を履いたまま寝ていて、明日がどうなるかわからない時に経済のことだけやってていいのかと考えた
 
■幸せのモノサシ
一人で山に行きソロキャンプをしている。実は人見知りでコミュニティが苦手だったりするので自然と向き合う幸せを感じている。
 
■これから望む社会
日本は恵まれているので、多様性、カラフルな町になり、自分らしく生きられる人が増えてほしい。

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須賀大介
Smart Design Association Co.,Ltd 代表取締役, 福岡移住計画主催
 
明治大学商学部を卒業後、株式会社システムインティグレータへ入社。WEB系のエンジニアとしてキャリアをスタート、その後、WEBコンサルティングの草分け的存在である株式会社キノトロープ勤務を経て、2002年に「株式会社スマートデザインアソシエーション」を立ち上げる。大手企業を含むWEBマーケティングコンサルティング、制作・運用を主業とする一方で、地域資源を活用した加工品の販売など地域と都市を結ぶ場づくり事業を東京下北沢でスタート。
 
起業して10年目に起きた東日本震災を機に自らの働き方や暮らし方をゼロから見直し、2012年、活動の拠点を福岡に移すと同時に家族と共に福岡市に移住。自身の移住の体験も含めて、福岡移住者に向けた居・職・住の情報発信や、コミュニティの場を創出する「福岡移住計画」を立ち上げる。その後、地方・都市圏の遊休不動産を活用したシェアスペースの運営を平行して事業化し、RISE UP KEYA、SALT、HOOD天神、ダイアゴナルランTOKYOなどを展開。
 
現在は、より価値観の近い人や場所を繋げ、働く選択肢をつくる「+WANDER」事業に力を注いでいる。
 
https://s-design.jp
https://fukuoka-ijyu.jp
https://pluswander.com/

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