特別教室95 はじめての漢方 レポート
講師 末次真緒
会場 RIVENDEL
日程 13:00-14:30
「はじめての漢方」
漢方、その名はよく聞くし、お薬なんでしょうがいまいちよく分かってない。。
普通の薬よりなんかちょっと体に優しそう。。
もしかして、身近な草なんかが漢方だったりするのだろうか。
だとしたら、草原はお薬箱なんじゃ。。
そんな軽い想いから話を聞いていたが、漢方はとても深く優しいものだった。
身の回りの草花が薬や漢方で使えるということより、自分の体の状態や気持ちの状態を整える術といった印象だ。
原因に対して、様々な角度からアプローチするその手法は、
現代の町や政治課題の解決にも有効ではないかと思える”考え方”であり先人の知恵だった。
心と体にアプローチする漢方。
講師の方もおっしゃる通り、さらりと義務教育に取り入れてもいいと思った。
気になった方は、是非末次さんのホームページから連絡してみてはどうだろうか。
3つの質問
*漢方薬剤師になったきっかけ
薬学を勉強している中で、対処療法に疑問を持ち、色々なアプローチをする漢方に魅力を感じを学んだ。
*大切にしていること
コロナ禍でデジタル苦手で避けてきたが、使わざるええなくて使ったら世界が開けて面白かった。
つまり苦しい時でも、その中で光を探し出すということ。
*これからの社会、地域に望むこと
もっと漢方が身近になってほしい。漢方はコミュニケーションでもあるから、
顔色見てちょっと体調悪いんじゃない?とか一声かけたり、食事や暮らしの中で整えるきっかけになるといいなと。
義務教育の中で漢方の授業があってもいいと思う。
*講師
末次真緒(すえつぐまほ)
漢方薬剤師。
病院・漢方薬局勤務を経て現在は茅ヶ崎のsalonにて漢方カウンセリング・漢方フットケアを行う他、
ワークショップや漢方講座を開催。 「四季の薬膳スープの素 」の開発・販売も行っています。
「食が体のベースをつくる・季節や風土によりそって生きる」という根っこの部分を大切に。
漢方のものさしを使いからだとこころのバランスを整え、
いきいきと人生を楽しむためのサポートに力を注いでいる。