特別教室123 「すべての”自分”をつかって人前に立つ」
講師 熊谷拓明(アーティスト ダンサー 劇作家)
会場 RIVENDEL
日程 8月27日 13時30開場 14:00−16:00
受講料 2,000円
アーティスト。この肩書きで収まらないというのが、今この紹介文を書いているときの心情です。
今回の講師、熊谷拓明さんは様々な顔を持ってます。
一言で言えばダンサーもしくはアーティストなのかもしれませんが、
実際パフォーマンスを見た後にその言葉はなんだかしっくりこないのです。
「すべての”自分”をつかって人前に立つ」
この言葉が熊谷さんの口から出た時にハッとしました。
自分はすべてを使って人前に立っているだろうか。
いやそもそも自分とは一体何者なんだろうか。
本当は何になりたかったんだっけ。何か諦めていたことなかったっけ。
。。。。
パフォーマンスをお仕事にしている方だけでなく、これから社会に出て生きていく若い人たちや、
このタイトルにピンと来た人に届いて欲しいと思っています。
自分は何者?今の自分は本当に思い描いていた自分?
答えのないテーマに一筋の光がさす2時間になれば幸いです。
写真:川面健吾
講師プロフィールーーーーーーーーーーー
熊谷 拓明 Hiroaki Kumagai
踊る『熊谷拓明』カンパニー主宰/ダンス劇作家
チャップリンとイッセー尾形をこよなく愛する子供だった。
週末には母親の派手なカーディガンを羽織り、リビングで祖父母にワンマンショーを繰り広げた幼少期を経て、
15才で札幌ダンススタジオマインドにて恩師となる宏瀬賢二に出会う。
実は安室奈美恵のコンサートにも出たし、ラスベガスでシルクドソレイユの舞台に850回出演した日々もある。
帰国してから創り始めた「ダンス劇」に誰よりも熱中し、踊る「熊谷拓明」カンパニーの全ての作品の作.演出.振付を行う。
様々なスタイルを学んだ後に、そぎ落とされた身体表現は、観る者に、踊りと動作の境界線を求めない、雄弁なものである。
鈴木由美演出『夜中に犬に起こった奇妙な出来事』振付、ノゾエ征爾演出『僕の名前はズッキーニ』振付、
瀬戸山美咲演出『染、色』振付。
パラトリエンナーレ2017演出..振付(ウサギパート)、めぐるりアート静岡市民参加作品『近すぎて聴こえない』演出.振付。
など外部でもダンス劇を生かし活動を広げている。