特別教室83「旅と音楽と人生」レポート 

講師 中村天平(ピアニスト、作曲家)

会場 RIVENDEL

日程 4月21日日曜日 14:00−15:30

4月の暮らしの教室は、

ピアニストで作曲家の中村天平さんをお迎えしました。インタビュー形式でいくつか質問させていただきましたが、

その歩んできた壮絶な体験をサラッとなんでもなかったかのようにお話しして下さいました。

諦めない、自分に限界を作らない。誰しもわかっていてもなかなか実践できないそのタフさと根性で積み上げてきた実績と人生なのだとわかりました。

参加していただいた方は遠方からの方も多いのも印象的でした。

天平さんの言葉に、たくさんの勇気とエネルギーをもらえました。

ありがとうございました。

*3つの質問

今に至るキッカケ:音楽専門学校で音楽をやっていきたいと思えたこと

幸せのモノサシ:両親や周囲の喜ぶこと

これからに望むこと:望んでもしょうがないが、もっとアグレッシブに攻めて欲しい

 

【プロフィール】
中村天平(なかむらてんぺい) 作曲家・ピアニスト
神戸出身。中学時代に阪神大震災で自宅が全壊。高校は半年で中退。家を出て解体業に従事しながら生計を立てる。
中学から完全にピアノと離れていたが、音楽専門学校から大阪芸術大学演奏学科ピアノコースに進学、同コースを首席で卒業。国際的な音楽家を目指し、2006年よりニューヨークヘ留学。2008年にEMIよりCDデビュー。2010年にはニューヨークのカーネギーホール(ワイルリサイタル)でのデビューを果たす。以降毎年アメリカ、ヨーロッパ・ツアーも行っており、オランダのコンセルトヘボウ、パリ日本文化会館のほか、欧州各都市でも演奏。日本国内では世界遺産・熊野古道での「紀伊半島秘境コンサートツアー」も実施。被災地にピアノと音楽を届ける震災復興支援プロジェクト「ライジングサン」を2012年から2017年まで活動、兵庫県芸術家協会から奨励賞を授与される。2017年から日本全都道府県を自身の車で巡る「全国行脚コンサートツアー」を毎年行い、世界を股にかけ活動中。
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