山中 有「白姓 と テマヒマ」
講師 山中 有
会場 RIVENDEL
日程 12月6日 14:00−16:00 (13:30開場)
受講料 1500円
映像作家 山中有さんをお招きして、日本の暮らし、ものづくりにまつわる2つの作品を鑑賞します。
上映後に解説や質疑応答の時間もあります。
*白姓
21_21 DESIGN SIGHTで開催された「コメ展」という展覧会に出品した映像作品です。
日本人にとっての稲作文化を紹介したドキュメンタリーで、米にまつわる4つのエピソードで構成されています。
「白姓」とは「百姓」からひとつ足りない、という意味の造語で映像に登場する小林康生さんの造語です。
小林さんは「百姓とは私にとってはスーパーマン。百の仕事のできるあこがれの存在。私はせめて白姓になれたらと思う」
と仰りました。
単なる農業従事者ではなく、さまざまな職能をこなす農家の姿をおいます。
*テマヒマ展のための映像
東北のものづくりには、現代社会が忘れてしまいがちな「時間」の概念が生き続けています。未来を考えるデザインの視点からも注目したい、「手間」のプロセス、「ひま」(時間)のプロセス。テマヒマかけた東北の“食と住”から、日本の文化と精神、ものづくりの可能性を、多くの方々と考えていきます。
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山中 有 Yu Yamanaka
映像作家
1976年山梨県生まれ。2010年株式会社ブルードキュメンタリーを設立。
主にドキュメンタリー映像のディレクターとして活動中。
主な仕事に NHK大河ドラマ「八重の桜」タイトルバック(クリエイターズパート)、NHK Eテレ「デザインあ」(つくる)、ソニーアクアリウム4K映像「手織りの鳴る島」、コメ展出品作品「白姓」、テマヒマ展出品作品「テマヒマ展のための映像」、SIGMA「SIGMA Aizu, Japan」ほか。