暮らしの教室 特別教室131 世界の台所に立つ人たち レポート

講師 岡根谷実里

会場 RIVENDEL

日程 2024年4月7日
14時〜15時半

大切な人に思いをこめる台所があるなら、何があろうと幸せに違いありません

料理研究家の桧山タミさんの言葉の”台所”に心引かれて気になっていたところに

世界の台所探検家 岡根谷実里さんの世界で見てきた”台所”は全く違うものに映った。

インドでも地域が違えば習慣や食べるものも全く違うし、それぞれ自由な時間に好きな場所で食べたって良いのだ。

また北欧では男性の料理をする時間が日本と比べて多いが、一概に比べてはいけないという。

ただ切った野菜や肉をオーブンで焼いただけとか、冷蔵庫から出して並べるだけ、といった食事も珍しくない。

どれが良いとか悪いではなく、いろんなスタンダードがある ということを知ることが大事なんだと思った。

台所は社会の窓と形容するように、

その国の社会問題や情勢、文化を反映していたりもする。

何を、誰と、どうやって食べるか。

シンプルでとても深い。

この先も様々な国や地域、家庭を訪れる中で、またいつかお話を伺えたら違った景色を見せてくれそうな気がした。

ありがとうございました。

RIVENDEL 熊澤

三つの質問

1:きっかけ

土木工学による国際支援をしていたが、実際訪れた国で、道路が通ることで立ち退きが決まり涙や怒りの中で、本当に支援なのか疑問がつのる中、夕食時には笑顔があり、辛い状況でも笑顔をもたらす食に興味が湧いた

2:幸せのモノサシ

足るを知るということ

自らの手でつくるということ

3:これから社会や時代に望むこと

生きたいように生きていく人が増えていく世の中になるといい

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